
クラブ・クリームのフロアデザイン、設計、施工から音響設備の設置とチューニングは、いずれも音楽と造詣の深い人々自身の手によるもの。音楽を生業にされている方のみならず、プロのフロア等設計・施工をしつつも、日ごろから自らライブ演奏をされる方など、多くの音楽に関わる人々の手で作られているのです。
それ故に、音響へのこだわりは自然なもので、ミュージシャンの立場から心地よく、安心できる優れた音を作り出すことに手抜かりは皆無。
また、観客として不快と思われる様々な要素を検討し、快適に愉しめるための工夫を随所に凝らしました。しかしながらデザインにもこだわりを持ち、フロアのほとんどがウッドフローリングで洗練された落ち着きのある空間に仕上がっています。
これは、ここで演奏する総てのミュージシャンだけてなく、訪れた観客の方々にも空間そのものを愉しんでいただけるよう鋭意努力いたしました。

フロアのライブステージから最も遠い位置にあるのは、カウンター席。カウンター席は、2 段の高さが設けられており、後ろから見た場合に前の人に遮られて見れなくなってしまう問題を解決しています。
そのため、従来は後部席になってしまうと、折角ミュージシャンとの距離が近いのに見えないという事がありましたが、クラブ・クリームでは後部席の方も安心してライブをお愉しみいただけます。
(後部カウンター席は、前後列にそれぞれ 8 席の計 16 席が配置されています)